平成23年3月19日

卒業式だった。
インフルエンザによる休業で満足に練習をすることもできなかっただろうに。
無事に卒業式を終えたということがとにかくよかった。
式辞の中で校長が震災に触れた。
黙祷をした学校もあったようだ。
いずれにしても、何かしらを子どもたちに伝えたいという教師の気持ちはひとつだ。
式のあと、卒業担任の「私は今日の子どもたちに100点をあげたい」という言葉が胸に響いた。
たしかに、子どもの育ちにたいして、色々いうことはできるだろうけれど、「100点をあげたい」と言い切る教師を私はいい教師だと思う。

そして、自分も精進して、そういう教師になりたいと思う。
そして、いい学級をつくりたいと思う。

私は、ついつい理屈や言葉が先行してしまうことが多いが、とにかくもひとつの実践、ひとつの行動でなにかを示したいと思う。。
なにを語ったかではなく、どんな教育をしたのかを残せる教師になりたい。

本日帰宅すると、拙著が届いていた。
北海道に届いたということは、東北の大変な状況にある本屋さん以外の全国の本屋さんには届いたものと思われる。
私が「してきたこと」の一端がつまった本である。
240もの技術を缶詰のように詰め込んだ。
ぜひ手にとっていただきたい。

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