北の教育文化フェスティバルを退会します
サークルメンバーの皆さんにご挨拶をしました。
その文章を全文こちらに転載しておきます。
【退会の挨拶】
北の教育文化フェスティバル会員各位
皆様、年の瀬のお忙しいところと思いますが、少しだけお時間ちょうだいします。
サークル活動から距離を置いたことの最大の理由は、世代交代を進め、新しい時代の新しい学び場の創造を若い皆さんに託したいということ、あわせてその転換に関して、自身が障害になりたくないという思いからであります。また大変幸いなことに、この間、森代表のもと、着実で誠実な動きを認めることができ、私の役割はもうないなあと自覚したところでございます。
今後の活動に関しては何の心配もせず、本会を去らせていただこうと思います。
翻れば25年の長きにわたり、皆様にお世話になり、北海道の教育に一本の杭を打てたのではないかと思っております。この会を、永久に続けてほしいとか、創設の意思を引き継いでほしいとかそういった希望はまったくございません。教育は人であり、教師の学習もまた人によるものです。北フェスの名前がなくなっても、人がそこにいれば大丈夫だと思っています。ただ、一つだけお願いしたいのは、くれぐれもカルト的な閉鎖的教育主張や囲い込み、そうした組織論には接近しないようにしてください。それは、私が長く留意してきたことですし、だれでもが学びたいことを学びたいときに学べる場所というのが、北フェス唯一のコンセプトだったはずなのです。
心残りと言えば、私が声をかけたにもかかわらず、その方を置いて先に北フェスを去ることです。もしも、そうした方がいれば今後も教育実践研究会「強い風がやむと 雨は降り始める」にご入会いただくことをお勧めいたします。
なお私どものサークルに関する活動については、一般募集をされる研究会であれば森さんはじめ、髙原さん、増田さんも参加が可能です。また、北フェスの活動に私の微力が必要であれば、登壇させていただいたり、参加させていただいたりしたいと思います。同じ教育界の同じ北海道の教師として、今後とも私は皆さまを応援したいと思っています。
それでは、12月31日の正午を持ちまして、自分で退会手続きをしたいと思います。ひとまず、お元気で、また必ずお目にかかりましょう。あふれる感謝の気持ちと共に。
令和7年12月30日 山田洋一
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