2011年8月30日火曜日

平成23年8月27日 福山憲市先生ゼミ(DEEP14)

とうとう、この日になってしまったという感じだ。
「しまった」というのは、始まる前から終わって欲しくないという気持ちでいっぱいだったから。

5時間講座を受けて感じたことは、福山先生はなにより子どもが好きということ。

私の世代は、「子どもが好きだから教師になった」という考えの教師をある種ばかにしているところがある。
子どもが好きなだけで教育技術を持たない牧歌的な教師像が、「教育科学世代」には、ある種の嫌悪感を持たせるのだろう。

でも、これは間違っている。
正しくは「子どもが好きだというだけの教師」がいけないんだと思う。
そこには、教育技術が存在しないからだ。

でも、逆に「子どもが好きじゃないけど、教育技術だけある」教師は、どうだろう?
もっと手に負えないんじゃないだろうか。
そうした教師は、すぐに自分のために教育をやろうとするんだと思う。

福山先生は……、とびきり子どもが好きで、それに加えて、教育が好きで、教育技術や教材を極めることが好きな方なんだと思う。それも、とことんの10乗くらい。
だから、あそこまで徹底的にやれるんだと思う。
「徹底的」の、徹底的が、並の徹底的とは訳が違う。
1年間の学級通信が900号を越える。
この数だけ書けばもう十分だろう。
それは、とことん好きでなければ、到達できない域だ。

そして、学級通信にしても、自学ノートの指導にしても、教材研究にしても、ワークづくりにしても、すべてのお仕事が、福山先生ご自身のためではなく、あくまで「大好きな子どもたち」のためであるところに福山先生のお仕事の崇高さがあるんだと思う。


2011年8月27日土曜日

教育の原点セミナー お知らせ

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第2回 教育の原点セミナー
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学校教育力の低下。
この打開には,目先の枝葉の些事に振り回されず,
根本的・本質的な問いをすることである。
(『教師の作法 指導』野口芳宏著)

新指導要領が実施されて半年。今こそ,教育の原点を考え,教室
教育力の向上をするときです。ともに,学びましょう!

【日 程】10月22日(土)
10:00~10:25 基調提案 野口芳宏/いまこそ!教育の原点を
10:25~11:55 全体会 山中伸之/学級形成の原点
11:05~11:35 全体会 井関和代/担任人生を愉しむヒント
11:35~11:05 全体会 城ヶ崎滋雄/動きの本質からみた体育
<お 昼> 
01:00~01:30 全体会 中嶋郁雄/子どもを伸ばす叱り方
01:40~02:10 分科会 
A:関田聖和/『楽習』ゲームを使った言語活動例
B:竹村和浩/小学校英語学習指導の原点
02:20~02:50 分科会 
A:千葉 真/思考を促す社会科授業
B:駒井康弘/素読は教育方法の原点
03:00~03:30 全体会 山本正実/指導のキーワードは「見える」
03:30~ 全体会 野口芳宏/今後の教育のあるべき姿

【会 場】
植草学園大学 〒264-0007 千葉県千葉市若葉区小倉町1639番3
http://www.uekusa.ac.jp/
【参加費】
5000円(当日,受付でお支払いください)
★昼食は各自ご持参ください。

【申し込み方法】電子メールのみの受付となります
メールの宛先:藤原明日香 <asukahujiwara◆gmail.com>
※メールアドレス中の◆を,半角の@に変更して御送信ください。
件名:「教育の原点セミナー」参加希望
内容:以下の内容をお知らせください。
お名前:
ご勤務先:
自宅の都道府県:
懇親会参加希望:
(千葉駅周辺で5000円前後)
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2011年8月17日水曜日

第14回北フェスDEEPゼミin札幌 講師 福山憲市先生

私が、若い頃大きな影響を受けた先生。
昨年実際にお会いして特に強く感じたことは2つ。
「20代で出会いたかった!悔しい」
「福山憲市先生の学級の子どもになりたい!」


今年もあの福山先生が札幌にいらっしゃいます。



子どもがイキイキする福山流教育~子どもが楽しむ・変わる授業・学級づくり、そして教師も……
パソコン用フォームURLhttp://ws.formzu.net/fgen/S44305357/
携帯電話用フォームURLhttp://ws.formzu.net/mfgen/S44305357/
お問い合わせ先 yoichi17@seagreen.ocn.ne.jp(@は半角にして下さい)


講 師  福山 憲市先生


196029日生まれ。現在、下関市小学校勤務。ミスを生かす子どもを育てる研究会主宰。自力読み研究会主宰。学び集団ふくの会代表。授業・教材開発研究所下関支部代表。『「ひとり学び」を鍛える面白ドリルワーク』『知的学級掲示自学のアイデア』『資料提示の技術』『一人ひとりを見つめる子ども研究法の開発』『自学ノートの指導技術』『社会科基礎・基本を身につけさせるワーク』『算数ミスを減らす指導法』部作『漢字ミスを減らす指導法』『作文ミスを減らす指導法』『言葉ミスを減らす指導法』『授業づくりの成功法則』部作『教室で活躍するキャラクター集』『社会経済システムの理解』『自学力を育てる授業と家庭学習のシステム化』(すべて明治図書)と著書多数。


【期  日】平成23年 8月27日()
【定  員】40名
【資料代等】5,000円(当日,申し受けます)
【会  場】札幌市東区区民センター 
〒065-8612 札幌市東区
北11条東7丁目1-1
(東区役所と併設)
 周辺地図はこちら
(googleMapに接続します)

※駐車場がせまいため,公共の交通機関 でのご来場をおすすめします。
※会場への直接のお問い合わせはご遠慮ください。
【対  象】教員・教員養成系大学学生
【内  容】
 9:30~ 受付
9:50~ オープニングセレモニー
10:00~11:00
第1講座 子どもが変わる『心ある学級づくりシステム』
11:10~12:00
第2講座 子どもが変わる『教材開発システムと自学2m   になるシステム』の連動
12:00~13:00 昼食休憩
13:00~13:50
第3講座 教師修行と共育実践の数々
14:00~15:20
第4講座 素材研究・教材研究・指導法研究への道
・・・・150のアイテムを使用する子どもたち
15:30~15:50
第5講座 教室イベント力

教師力Brush-upセミナーアンケート集約

Brush-upセミナーの事務局の方々が、忙しい中とりまとめてくださった。ありがたい。


・自分のタイプを知るというのは、大切だと感じた。自分を正しく、客観的にも評価してもらうことが必要なのだと思う。ココは職場の雰囲気にもよりますが

・参加者に問いかけたり、ジョークも交えながらの話はとても参考になり、楽しかった。本を買う暇がなく残念です。

・後で行う「ワークショップ型」を取り入れた楽しい講座だった。

・話し合いの時間などが設けられ、主体的に参加することができました。もう少し、具体的な話が聞きたかったので、それは時間が短かったと思います。

・最後の「5.子どもを蔑ろにしたところに技術はない」のお話、展開を聞きたかったです。

・分かりやすいお話でした。

・タイプ別の話、内容をおしえてほしかったです。本を買えってことかな?

・山田先生のお話を聞き、自分のタイプは何かをこれから考えていこうと思いました。本も購入させていただいたので、二学期からの学級経営に生かしていきたいです。ありがとうございました。

・対話術の本を読ませて頂いています。

・グループ討議で、経験豊富な先生のお話を聞くことができて、考えが深まりました。授業などに追われて、振り返りができていないので、二学期は、意識して行きたいと思います。

・私に当てたから(笑)。わかりやすくよかったですよ。

・技術と技能のちがいや技術の上手な取り入れ方についてなど考えるきっかけとなりました。今後、教員として学んでいく上で、生かしていきたいと思います。また、山田先生の語り口や聞き手との距離感などもとてもためになりました。

・講義のあり方、キャラクター論とあっという間の時間でした。

・ねらいや子どもの育ちに意図をもって指導にあたりたいと思いました。教師のキャラクターがどのように授業行為の中で生かされるのか、日々、客観的に振り返りたいと思います。

・浅い経験値をカバーしようと、いろいろな教育書を読みあさったこともありましたが、情報として知り得ただけでは、本当の技術にはならず、子どもを見る目、教師の人間性なども大事だと再確認した。

・自分のタイプということに考えたことがなかった。変化球投手か、速球投手か。また、どんな豪速球投手も、直球だけでは打たれる。また、良い直球がなければ、変化球は生きない。そして、打者との対戦でもある。

・「教育技術」というものを考える中で、自分の性格と、目の前にいる子どものことを考える必要性について、改めて気づくことができた。どんないいやり方でも、自分でしっかり理解し、子どもの実態に合わせたものでなければという強い思いをもって、日々の実践に取り組んでいこうと思った。

・教師力・技術力を育むためには、人それぞれタイプが異なり、手法も様々だという事が学べました。山田先生は、話がとても面白くて、凄いなと思いました。

”HOW TO…”では、通用しないこと、よくわかります。子どもに対する思い、願い、指導の意図、本質、核心がないと、向き合えないと思っています。「学ばない教師が、学ぶ子どもの前に立たない。」という言葉が聞けただけで、参加したかいがありました。「北の」も大変参考になりました。

・教師のタイプにあった教育技術について,もっと知りたいと思いました。

・「授業を支える技術のあり方とは?」と問われると「ん・・・?!」ととまどうのですが,順序立てて改めて考えてみるとはっきり見えてきてよかったです。話も山田先生から教えてもらうだけではなく,みんなで頭を寄せ合って答えを導き出せたので,自分たちで結論を出せた充実感がありました。

・北フェスでの対話術を駆使した司会にはしびれましたが,どうも山田先生がお話される時にはどんな対話術を使うのかということが気になってしまいます。山田先生が学級の子どもたちに授業をしているところを見たいなーと思いました。
  
・3つの円の話,大変勉強になりました,わかりやすく新しい視点を学ぶことができました。ありがとうございました。

・教育技術を学級経営・授業で成立させるためには,3つの要素が必要であることがわかった。その要素を少しずつ大きくしていくことを努力していきたいと思います。また,授業を理解する前に自分の理解も必要だと思いました。

・教育技術の成立要件を考えることで,今後の自分が目指すあり方というものを再認識することができました。

・「子どもの実態」「教師のキャラクター」「教育の技術」の三つの視点を刷り合わせる大切さを学びました。
 
・実際にあった事例をとりあげてわかりやすかったです。本や研究・研修のみではなく,人間力も磨き上げる大切さを学びました。

・学んだ教育技術を,その目的や意図を意識しながら「自分のクラスだったら・・・」と思い浮かべながら活用していきたいと思いました。そのためには,やはりたくさんの知識が必要なので,勉強していく必然性を感じるよい刺激になりました。

・教育技術について,難しかったです。
 自分のキャラクターを知り,それにあった指導を考えるようにしないといけないなと思いました。「大体同じ」ということに対して,再度追求(聞き返す)するのが面白かったです。

・教師のキャラクターに合った技術を選んだほうがよいということについてとても納得しました。これからもたくさん勉強して,自分に合ったものを見つけていきたいと思います。

・自分がどんなタイプか。児童にあった自分の方法で指導する。この2点を学習しました。

・教育技術を3つの要素にわけて考えることで,今の自分に不足していることをたくさん発見することができました。

・安心感があり納得させられます。

・技術を学ぶだけでなく,その技術を自分のものにすることが大切で,今後そのことを頭に入れて学び続けたいと感じました。

・ほかの先生方の意見や考えも聞くことができるのがよかったです。もう少し時間がほしかったです。

・グループ交流の中で,自分が気づかなかった視点に気づくことができた。

2011年8月7日日曜日

平成23年8月7日

朝起きて、携帯をみたら、Hさんから着信あり。
きっと酔った勢いでのからかい電話だろうと思う。
だから、かけ直さないでおこう(笑)

実は一昨日から、朝、まぶたが腫れて、右まぶたが垂れ下がっている。
さすがに3日目になっているので、いよいよ明日は病院かと思う。

1日、買い物に行ったり、荷物を物置から出したり車に積んだりと、色々とした。
本も久々に数ページ読んだ。

大事な方ともやりとりできた。

あとは、目だなあ。

平成23年8月7日

夢のような2日間だった。
第3回文学解釈ゼミ。
今回は新篠津のたっぷの湯で開催。
教育観から方法論までを議論するというゼミ。
非常に高度な内容で、私も参加者も脳みそが飽和状態だった。
でも、まあこれくらい1年に1回は学ばなきゃ。いや、2回か。
このゼミは夏冬2回やってるからなあ。

夜の懇親会では、12時まで起きて久々に飲んでた。
北フェス10年の記念のお祝いをみんなでして。
こんな記念誌までみんなつくってくれていて。

中には、サークル員の原稿がたっぷり入っていて、10年前のことで私にとっては忘れてしまっていることも、サークル員は覚えてくれていたりして。
なんだか、とてつもなく嬉しかった。
この冊子があれば、30年くらいは、楽しめそうだな。

2011年8月4日木曜日

平成23年8月4日

出勤して、指導案検討していたら、妻から長女を病院に連れて行くとメールが。
頭痛とともに嘔吐。
休暇を取って、家に帰る。
長女は、ひとまず色々検査をしたが、とにかく重篤な状態ではないということで、点滴を打って帰宅。
それにしてもなんだったんでしょう。

2011年8月3日水曜日

平成23年8月3日

無事家に帰宅。
北の教育文化フェスティバル。
教師力Brush-upサマーセミナー。

疲れがピークに達して、北フェスの2日間は本当に体力的にしんどかった。
2日目は、なかなか椅子から立ち上がれなかった。
それでも、会はまったく問題なく進行して、参加者には大満足でお帰り頂けとことと思う。

ブラッシュは、おそらく4年ぶりくらいの登壇と思う。
再び呼んでいただけたことに感謝したい。
こちらも、なんとか責務は全うできたかと思う。

疲れは抜ききらないが、次は平田ゼミ合宿だ。
大好きな仲間と、大好きな先生から学べる機会は貴重だ。

採用前セミナー

第4回 北フェス新採用セミナー 2024年2月24日(北海道) - こくちーずプロ (kokuchpro.com)   【日 時】 2024年2月14日(土) 9:15〜16:15 【会 場】 旭川勤労者福祉会館 (旭川市6条通4丁目) 【プログラム】   9:15〜 9:30 ...