2020年6月27日土曜日

教え子の試合を見に行く

コロナのおかげで、予定がほとんどない週末が続いている。
今日は、教え子たちの野球の試合を観戦に行く。
それにしても久しぶりだ。
若いころ時々見に行っていたけれど、最近はとんとご無沙汰だ。
試合前に子どもたちが挨拶に来てくれる。
ちょっぴり恥ずかしそうで、ちょっぴりうれしそうだ。
私のせいではないかも知れないが、教え子たちは活躍した。
子どもたちのいい場面が見られて本当にうれしかった。

実は、私も小学生のころ、少年野球をやっていたのだ。
キャプテンでピッチャーだった。
私の技能は別にして、チームはそこそこ強かった。
父母は、試合の度に同行してくれたが、私にはそれが苦痛だった。
試合に負けて家に帰ると、それでなくても落ち込んでいるのに父親に更にへこまされるからだ。

中学校では、私は野球部に入らなかった。
正直に言うと、もううんざりだった。
二度と野球はすまいと誓った。

しかし、今日、教え子たちの姿を見ていて、あのときもしも野球を続けていたら?と何度か夢想した。

人生の選択は、当然良いものだけではない。むしろ、自分の可能性を潰してしまうような選択もある。もちろん、選ばなかったということは、逆に何かを選んだということで、だからこそ開けた道もあるだろう。

しかし、残念なのは、一度捨ててしまった可能性はもう一度選び直すことが、難しいということだ。私は今から中学生の野球の選手になることはできない。

今夜、巨人のユニフォームを着て、マウンドに立っている自分の夢を見るかも知れないな(笑)

7回まで投げるから、あとは角さん頼みます。


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