北の教育文化フェスティバルの代表を譲ります

  この令和6年12月31日をもって23年続けてきました教育研究サークル北の教育文化フェスティバル代表を次の世代へとお譲りすることにしました。

 何があったというわけではありませんし、グループ内に問題があるわけでもありません。円満な形で、「次」をお引き受けくださる若い先生が出て来たのでこの機会に代表を降りることにしました。

 今後は、ほぼ運営には関わりません。

 口を出すのも、見張っているのも嫌だし、辞めたのに権勢をふるうのも気持ちが悪いので、すっぱり何もしないことにしました。

 遠くから、あたたかく見守るっていうスタンスです。

 北フェスが発足したのは、2001年第1回大会の準備と同時でした。

 以下のようなプログラムで第1回大会は挙行されました。

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第1回 北の教育文化フェスティバル(北海道小平町 開催 参加費15000円)

〇2001.7.31○

10:00~10:10 出会いのエクササイズ       青野由香利

10:10~11:00 講演 願えば夢はかなうもの    大沢 邦昭

11:10~12:00 学級崩壊から見える今どきの子ども 上條 晴夫

13:00~13:40  生き残る教育文化、廃れゆく教育文化野口 芳宏

13:50~16:20 提案授業「教科書主要教材を5時間で授業する」

           「おにたのぼうし」大谷 和明 

           「文学の主題は誰でも読みとれる」

           「りんごの花」  堀  裕嗣

16:30~17:20 伝説の授業再現「うとてとこ」    野口 芳宏

○2001.8.1○

9:15~11:30  総合学習で使える造形ネタ

            題材「プールで遊んだこと」     酒井 臣吾

11:40~12:15 人間が好きになる鑑賞法      酒井 臣吾

13:30~14:20 子どもは笑わせるに限る     上條 晴夫

14:30~15:10 心を開く音楽授業        青野由香利

15:20~16:50 教育技術の貧弱な総合よ、さようなら 上條 晴夫

○2001.8.2○

 9:15~12:00 子どもの心をつかむ英会話レッスンとは?」仲田利津子

13:00~13:45 メディアリテラシーの授業      石川  晋

14:00~14:45 生と死の授業            間嶋  勉

14:55~15:40 人の生き方に学ぶ道徳授業      山田 洋一

15:50~16:35  必笑学級経営講座           高橋 正一

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 告知段階で、「参加したら、1万5千円をもらえるのか」と質問してきた方がいて、当時の教員の研修意識っていうのが、そういうものなのだとずいぶん驚きました。

 ところが、ふたを開いてみたら130名の方がご参加くださり、盛会のうちに終えました。

 その後、この本大会を18回、様々な講師をお呼びしたり、サークル員が登壇する研修会、採用前セミナーなどを、23年間で200以上企画運営してきました。

 サークル著も4冊あります。

 参加者は、2000人以上になると思います。

 この間、多くの方にかわいがっていただき、応援していただきました。

 本当に本当にありがとうございました。

 次の代表や、事務局には、私の続きをやってもらうつもりはありません。

 彼、彼女たちには、私の続きじゃなくて、自分たちの一歩目から、進めてくれればと思います。

 誰も、私の後など継げないのです。

 彼、彼女たちだけの物語が始まるのです。

 ただそれだけです。

 これからも、北フェスをどうぞよろしくお願いいたします。

 なお、私は、「教育実践研究会 強い風がやむと 雨は降り始める」という長い名前のサークルを拠点として活動していきます。私も、サークルの名前がなかなか覚えられませんが、完璧に覚えられるまでの時間くらいは、続けたいと思います。


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